舞台化粧の基本は舞台化粧品を使いこなすことから始まります。
舞台化粧技術の多くは歌舞伎化粧にあります。
日本の演劇の原点は歌舞伎です。舞台芸術全般にいえます。
いきなりの話に違和感を感じる人も多いでしょう。
一つの事を究めれば、多くの事に普遍性があることに気付きます。
顔を創ることは「素の自分の心を役の自分に変える」大切なことです。
顔が決まれば舞台に立てる。心の表現を大切にする人は自分で化粧をします。

実際には次のようなことを考慮して化粧をします。
① 舞台表現の内容(演劇、舞踊、舞踏、ダンス、パフォーマンス、など)
② 時代背景(和化粧か洋化粧か)
③ 舞台の大きさ、屋外なのか
④ 照明は人工光か、太陽光なのか
⑤ 役柄は(人種、性別、年齢、性格、主役か脇役など)
⑥ 衣裳、髪型